【阪急交通社】六甲山&摩耶山夜景撮影ツアー開催報告

摩耶山掬星台の展望デッキからの撮影風景
2016年11月11日(金)に阪急交通社主催の六甲山&摩耶山の夜景撮影ツアーに講師として参加させて頂きました。当日は平日にもかかわらず、約25名の方にご参加頂きました。日中はとても天気が良かったものの夕方には雲が広がり、時には小雨が降ることも。それでも最後に訪問した日本三大夜景・摩耶山にたどり着くと視界がクリアになり、とても美しい夜景を楽しむことができました。

阪急グランドビルからの眺望当日は12時45分に阪急グランドビルの阪急交通社に集合。日中はまさに秋晴れという感じで、遠くの街並みや山もよく見えています。これから訪れる六甲山からの夜景もさぞ美しいことでしょう。

当日の旅行説明会案内会場に入って正面に大型モニターがあり、当日の旅行説明会やイベントの告知がされています。私が担当する夜景撮影の事前講座はギャラクシールームという30名ぐらいが入れる会場でした。

六甲夜景撮影セミナーツアー当日は平日ということもあり、年配の方の参加が中心でしたが、若い方もいらっしゃいました。さすが写真撮影に慣れている方ばかりで、防寒対策もしっかりされています。約60分間の講義で夜景が綺麗に見える気象条件、撮影機材の選び方、テクニックの基本やカメラ設定、撮影スポットの解説をさせて頂きました。

バスへの乗車風景セミナー終了後、添乗員さんが先頭に立って阪急三番街のバスターミナルへ移動します。阪急交通社ということもあり、阪急観光バスの大型バスを手配頂き、乗車しました。これまで小型・中型バスでの移動がほとんどだったので、大型バスで六甲山の狭い道を走れるのか少々不安でした。

六甲ガーデンテラスからの風景中国自動車道と裏六甲ドライブウェイを経由し、第一目的地の六甲ガーデンテラスへ。16時頃の到着でしたが、曇り空になっており、大阪方面は少々霞んでいて、綺麗な夜景写真が撮れるか不安に。六甲ガーデンテラスには撮影ポイントが4ヶ所ほどあり、それぞれのポイントをガイドし、集合時間までは自由行動としました。私は4ヶ所の撮影ポイントを周りながら、ツアー参加者の撮影をサポートしました。

六甲ガーデンテラスのクリスマスイルミネーション六甲ガーデンテラスではクリスマスイルミネーションが始まっており、グラニットカフェの手前にはツリーが飾られていました。こちらの写真はスマホで撮影していますが、最近のスマホはイルミネーションなら綺麗に撮れるようになってきました。

六甲ガーデンテラスの撮影風景見晴らしのデッキには多くのツアー参加者が集まっていました。夕暮れは曇り空であまり綺麗な夜景が見えませんでしたが、西向きは空が赤く焼けていて、幻想的な景色でした。

見晴らしの塔からの夜景大阪~神戸の大パノラマと六甲ガーデンテラスを一望できる見晴らしの塔から撮影。遠くが霞んでいますが、超広角レンズを使えば街明かりとライトアップを1枚に写せます。当日は六甲枝垂れがライトアップされていましたが、なぜか早い時間に消灯してしまったようで、撮影ができなかったと残念に思われるツアー参加者の方もいらっしゃいました。

六甲山天覧台の撮影風景次に六甲山天覧台へ向かいます。途中の道が狭いため、バス乗務員さんはかなり慎重に運転されていました。安全に展望台まで運送頂き、大変感謝しています。展望台ではツアー参加者の皆さんが最前列に並び、撮影を楽しまれていましたが、スペース的に20数名が限界のようです。平日だったこともあり、他の観光客は数名程度でした。

六甲山天覧台からの夜景展望台から大阪方面を撮影しました。六甲ガーデンテラスで見た景色に比べ、若干視界がクリアになっているように感じられました。摩耶山にたどり着く頃にはより視界がクリアになるのでは!?と期待を持ちました。

摩耶山掬星台の撮影風景本日最後の撮影スポット「摩耶山掬星台」に到着しました。天上寺向かいの駐車場にバスを停め、緩やかな坂道を10分ほど歩きます。私が先頭を歩きましたが、ツアー参加者の歩かれるスピードが速く、少しでも早く夜景を撮りたい気持ちが伝わってきました。20時頃まで撮影時間を確保しましたが、いつもなら大混雑している展望台も平日のためか空いていて、場所取りで苦労することはありませんでした。展望台にはツアー参加者が並び、後ろから撮影風景を撮らせて頂きましたが、画面の端から端まで液晶モニターの明かりが写る光景は初めてで圧倒されました。

摩耶山掬星台からの夜景私も合間を見て、数枚ほど撮影しました。六甲ガーデンテラスや天覧台で撮影した写真とは比較にならないほど、クリアに写っているのがわかります。最後の最後に綺麗な夜景が見えたので、ツアー参加者の皆さんにもきっと喜んで頂けたと思います。

阪急観光バス再び裏六甲ドライブウェイと中国自動車道を経由して、21時30分過ぎに阪急三番街のバスターミナルに戻ってきました。帰りのバスでお弁当とお茶を頂き、ツアー参加者の方と会話を楽しみながら、本日の撮影ツアーは無事に終わりました。

六甲山・摩耶山は私が大阪在住時代から通っていた場所であり、夜景を好きになるきっかけとなった思い出深い場所でもあります。今回、このような夜景撮影ツアーの機会を頂き、多くの参加者にお集まり頂き大変感謝しております。ありがとございました。

さて次回のツアーですが、12月9日(金)・10日(土)に「姫路工場夜景撮影ツアー」を予定しています。姫路市内の工場夜景スポットを貸切バスで巡り、事前に工場夜景撮影講座のレクチャーも受けられます。ご都合の付く方は是非ご参加頂ければと思います!
姫路工場夜景(網干なぎさ公園)

■写真講座 西日本の絶景夜景を美しく撮るために 第2回<姫路> 日帰り

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