富士工場夜景撮影+岳南電車ツアー開催報告!

岳南電車・夜景電車 夜景撮影セミナー・ツアー

2018年12月22日(土)、旅行会社「セブンカルチャーネットワーク」が主催する富士工場夜景撮影バスツアーが開催されました。日本11大工場夜景都市にも選ばれた富士市から富士山、工場、岳南電車などを撮影し、名物のシラス丼も頂けるという大変豪華なツアー企画です。今回は12名の方がお申し込みされ、男女比は2:1でした。天気は雨のち曇りで、ちょっと不安な中のスタートとなりました。

11:30に新宿駅周辺に集合し、バスに乗車します。今回は人数の関係で小型バスとなりましたが、最近は大型バスや中型バスのニーズが多く、小型バス自体を見かける機会も減りました。14時には到着予定でしたが、東名高速で事故渋滞があり、30分ほど遅れての到着となりました。

セミナー&食事会場「しらすの八幡 やはた亭 本店」には、当日のツアーをサポートして頂ける2名のガイドが先に到着されており、左の方は岳南電車で車掌をされている本多さん、右の方は(一社)フジパクの鈴木さんで、この後一緒にバスに乗車頂きます。

会場には飲食店とは思えないほど立派な設備があり、プロジェクターも天井に吊されていました。

まずは撮影セミナーから始まり、40~50分ほど、富士のスポット紹介や撮影のコツについてお話しさせて頂きました。
バスの中で講義の前半を終わらせておいたので、遅れた時間はどうにか取り戻すことができました。

セミナーが終わった後は食事タイム。当日はシラスの収穫があったようで、桜エビものった3食丼を大変美味しく召し上がれました。ただ、出発時間に間に合わせるため、急いで食べました。

まずは「ふじのくに田子の浦みなと公園」へ。今年の春に展望台「ドラゴンタワー」が完成してから、とても見晴らしが良くなりました。ツアーに合わせて、11月にロケハンをしましたが、この時は富士山は見えず・・・私もいつか、展望台から富士山を絡めた工場夜景を撮影したいものです。

展望台に上がってみましたが、今日も残念ながら富士山は見えず・・・しばらく展望台に滞在して、天候を見守りました。

展望台から富士市の風景を撮影を頂きましたが、やはり富士山が見えないのは残念です。17時過ぎまで公園に滞在予定でしたが、天気は回復する見込みが無く、16:45頃に撮影を切り上げて、バスに戻って頂きました。

空が完全に暗くなる前に、2ヶ所目の撮影スポットに移動します。ポリプラスチックという化学工場が見える「入道樋門公園」へ。

さっきより少しだけ天気が回復してきて、トワイライトブルーの空色と工場を写すことができました。水面に反射した工場の灯りも美しいです。

バスに乗った瞬間、大雨が降ってきました。もう少し長い時間、公園に滞在していたら、危うくびしょ濡れになるところでした。

続いて、岳南電車からの夜景を楽しんで頂くため、岳南江尾駅に到着しました。始発駅となり、終点の吉原駅まで向かいます。全長9.2kmの短い区間ですが、地元でとても愛されている電車です。

18時頃になると、これから乗車予定の電車(18:08発)が到着し、出発まで車両の撮影を楽しまれていました。駅のホームが明るいので、手持ちでもなんとかキレイに撮影できます。

今回の車両は2両編成となりますが、後ろの車両が夜景電車として用意され、撮影・観賞がしやすいように窓を空けて頂きました。今の時代、窓を空けて走ってくれる電車は滅多に見かけません。

カウントダウンが始まり、車内は非常灯だけになりました。車内が暗くなることで、夜景観賞・撮影もしやすくなります。

当日は1両を貸切にして頂いたおかげで、ツアー参加者が周囲を気にせず、思う存分撮影を楽しめました。こういう配慮が大変有り難いです。

途中の駅で昔の車両を撮影できました。運行中はブレが目立つので、停車のタイミングこそ、絶好のシャッターチャンスです。

線路は製紙工場の内部にも引かれており、工場の中を電車でくぐれるのも魅力。光量はおとなしめですが、独特の雰囲気に魅了されます。

オレンジ色の温かみある灯りは三菱商事フードテックの工場となります。

最後は日本食品化工のプラントが見渡せます。工場の灯りは控えめでしたが、高速シャッター+高感度設定のおかげで、なんとかブレを目立たせずに撮ることができました。

終点の吉原駅に着きました。次は吉原駅発の夜景電車が運行されるようで、最近は東京方面からも夜景電車に乗りに来られる方が多いようです。

岳南電車の駅には自動改札がなく、切符も対面販売と昔ながらの光景です。駅にはお土産やグッズも売られており、ツアー参加者もグッズを購入されていました。

19時近くになり、最後の撮影スポットに向かいます。4ヶ所目は2ヶ所目と同じ入道樋門公園となりますが、現地ガイドの鈴木さんに教えて頂いた土手からの撮影になり、暗い道を少し歩きます。

公園よりも高い場所からの撮影となり、工場を見下ろす景観に参加者の方々が圧倒されていました。撮影時間はわずか20分ほどしか確保なかったため、集中しながら撮影されていました。

撮影を終えてバスに戻り、途中の足柄SAで休憩を取ったあと、21時半頃に新宿方面に戻りました。今回は富士山が見えなくて天候的には残念でしたが、現地ガイドの協力もあり、大変充実した夜景撮影ツアーとなりました。富士山をリベンジ?する夜景撮影ツアーは来年の冬頃にも企画したいと思います。ご参加頂いた皆様、現地ガイドの皆様、本当にありがとうございました。

今年のブログ更新は当記事が最後となりますが、来年の夏以降に工場夜景クルージングや宿泊ツアーも企画できればと思います。今年も1年大変お世話になりました。

↓↓↓次回のツアー情報はこちら↓↓↓

【1/12(土)】川崎&横浜W工場夜景撮影バスツアー(クラブツーリズム主催)

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