ナイトハイク向け！兵庫・神戸の山夜景スポット7選

六甲山の夜景に見劣りしないぐらい迫力ある景観が楽しめる公園で、神戸市内を中心とした夜景を一望できます。ハイキングコースとして地元の方や登山愛好家にはおなじみの公園ですが、近くに駐車場も無く、街灯もない山道を歩くことになり、展望台へたどり着くには事前の下見はもちろん、安全対策も必要になります。

駐車場（現在は閉鎖）から南方向に続く歩道を進み、左に曲がって階段を上ると市章山の展望台が見えます。この展望台からは神戸市内のパノラマ夜景を一望でき、ビーナスブリッジ・錨山と比べて高度があるため、迫力があります。週末はほとんどの観光客・カップルがビーナスブリッジに行くので市章山・錨山は穴場スポットとなります。

錨山は市章山の展望台から徒歩で数分下った場所にあり、風力発電が目印となります。市章山よりも展望環境が整っており、展望台からは神戸市内を中心としたパノラマ夜景が視界一面に広がります。ビーナスブリッジと高度はそれほど差がありませんが、樹木が視界を遮らず、大変クリアな夜景が楽しめます。

須磨アルプスの夜景スポットと言えば高倉山（おらが山）が有名ですが、高倉山の北側には栂尾山と呼ばれる標高274mの山には展望台があり、とても迫力ある夜景を楽しめます。視界は大阪方面から明石方面まで一望でき、夜景の美しさは六甲山系の夜景スポットに匹敵するほどです。ただし、県道65号線沿いにある急な階段をひたすら上り、そのまま暗い登山道をアクセスする必要があることから、初心者が夜間に訪れるのは困難でしょう。

通称「おらが山」とも呼ばれ、須磨アルプスの中では比較的アクセスしやすい場所です。高倉山にはおらが茶屋と呼ばれる喫茶店の3階に無料の展望台が開放されており、展望台からは神戸市内を中心ｍに360度近い大パノラマ夜景を観賞でき、関西でも珍しい夜景スポットです。展望台にたどり着くまでは徒歩で10～15分ぐらいかかりますが、夜景を観賞するために行く価値は十分にあります。

山上へはロープウェイでアクセスできますが、基本的には日中のみの営業だとなり、2008年8月から日時限定でロープウェイの夜間営業が始まり、特に8月中旬の営業日は多くのカメラマンやカップルで溢れ返っていました。 山上にある展望閣屋上の展望広場からは、明石海峡大橋のライトアップから神戸市街地の夜景まで、360度の景観が楽しめます。特にトワイライトタイムとパールブリッジのライトアップは必見です。山上へのアクセスは徒歩でも可能なようですが、街灯が無く、約35分かかるようなので、ロープウェイの夜間営業日以外はナイトハイクが欠かせません。

栂尾山には県道65号線沿いの階段を上り、そのまま山道を進めばたどり着きますが、暗い山道を登るためハードルが高い場所と言えます。とはいえ、栂尾山に向かう階段の途中からも夜景を眺められ、山頂と異なって大阪方面は見えないものの、明石海峡大橋を含む須磨・垂水方面の夜景を一望できます。急な坂を登るため夜景との距離も近く、見応えある夜景が楽しめます。