偽色(夜景撮影用語辞典)

偽色（ぎしょく）の解説

カテゴリ：写真・カメラ（最終更新日：2014年09月02日）

パープルフリンジとも呼ぶが、写真を撮ったときに出る実際にはない色のこと。夜景撮影においては光源の周りに青紫色の輪が表示され、写真を見たときに違和感を感じてしまう。昔のハイエンドデジカメで特にその傾向が見られた。

デジタル一眼レフの場合はレンズの性能によって差が出てくる。全体的に青い斑点のようなものが見られるが、これが偽色（パープルフリンジ）だ。偽色を減らすにはＦ値（絞り）を上げるしか方法は無いが、機種によっては絞り込むことで光芒が目立ちすぎて写真がうるさくなる。特に6枚羽のレンズだと躊躇である。

ここ最近のカメラ・レンズではほとんど偽色は出なくなっているように思われる。なので、これから夜景撮影をされる方はまず心配しなくていいだろう。