隅田川・光跡夜景撮影ツアー開催レポート【2017/10/14(土)】

夜景撮影セミナー・ツアー

2017年10月14日(土)に旅行会社・セブンカルチャーネットワークが主催する「隅田川の橋と光跡を撮るウォーキングツアー」が開催されました。当日は天候が悪く、雨で途中解散の心配もありましたが、運良く小雨で済んだため、予定通りの行程で無事にツアーが終わりました。早速ですが、ツアーの開催報告をさせて頂きます(写真は全てミラーレス一眼で手持ち撮影しています)。

当日は15時に集合し、受講者の皆さんに光跡の撮影講座を受けて頂きます。私は14時過ぎに到着し、セミナーの準備を進めました。

当日は13名の方にお集まり頂き、60分間の講義を予定していましたが、トワイライトタイムが悪天候で期待できないため、講義時間を15分延ばして、少しゆっくりめの講義をさせて頂きました。講義では隅田川の基礎知識やライトアップされた橋の種類、2019年度以降のライトアップの変化などを解説させて頂き、その後にカメラの設定の基本や光跡撮影のテクニック、多重露光の方法を解説しました。

17時15分に水天宮前駅2番出口を出たセブンイレブン前に集合します。ちょうど目の前には箱崎ジャンクションが見えたので、撮影を楽しむ参加者の姿も目立ちました。

17時20分過ぎに1ヶ所目の撮影スポット「隅田川大橋」に到着しました。今回は永代橋が見える南側の歩道で撮影に入ります。ベルボン製の三脚をレンタルされている方が多く、三脚の組立方法からレクチャーいたしました。夜景撮影が初めての方もいらっしゃり、きれいな光跡が撮れた時はとても喜ばれていました。

暗くなると屋形船の往来が目立ちます。船は国際ルールで右側通行のため、写真に写っている屋形船は北方向に進んでいます。当日は土曜日ということもあり、屋形船や観光汽船の通行が多く、満足いく光跡が撮れたことと思います。小雨が気になりましたが、レインカバーをされたり傘を差しながら無事に1ヶ所目の撮影が終わりました。

ちなみに天気の良い日であれば撮影後に比較明合成をすることで、こんなにもキレイな写真が撮れます。

続いて、新川公園に向かいます。隅田川大橋は風が強くて肌寒さを感じたため、15分ほど時間を短縮しました。当初は永代橋の歩道に向かうルートを考えていましたが、橋の歩道が工事中で幅が狭くなっていたため、新川公園から永代橋の撮影を楽しんで頂きました。公園からは永代橋が間近に見え、屋形船の往来も目立ちます。

レクチャーの合間に手持ちで永代橋を撮りました。永代橋は光が強く、手持ちでもそれなりにキレイに撮れますが、やはり水面の反射の写り込みを見ていると長時間露光には到底及びません。

続いて新川公園の南側に移動します。武骨なイメージがある隅田川の橋の中でも、お洒落な雰囲気が感じられる中央大橋が見えます。左手と正面にはリバーシティの高層マンション群が見え、暖色系の明かりを眺めていると温かみが感じられます。

そのまま中央大橋を渡り、対岸の佃公園へ。到着時は20時30分近くになっており、屋形船の本数がずいぶんと少なくなっているように思いました。中央大橋を佃側から見るとオレンジ色の明かりが美しく、橋の下には遠くにブルーに輝く永代橋が見えます。

中央大橋の照明が落ちた20:45頃に撮影は終了となり、ツアー参加者の皆さんを月島駅までお送りして解散させて頂きました。当日は悪天候で東京スカイツリーがほとんど見えないほどでしたが、天気の良い日に再チャレンジして頂ければと思います。これから夜景撮影シーズンに入りますが、11月以降もセブンカルチャーネットワークでは貸切バスで行く夜景撮影ツアーを3コース予定しています。貸切バスで楽々移動でき、夜景写真家 岩崎 拓哉がおすすめする撮影スポットをたっぷりご案内させて頂きますので、ご都合の付く方は是非ご参加ください!

11月以降の夜景撮影バスツアー情報

【11月18日(土)】東京夜景ハイライト 撮影バスツアー
http://tabi.omni7.jp/7tabi/dom_tour/617067/

【11月23日(祝)】川崎&横浜 W工場夜景撮影バスツアー
http://tabi.omni7.jp/7tabi/dom_tour/617068/

【12月16日(土)】富士工場夜景撮影バスツアー
http://tabi.omni7.jp/7tabi/dom_tour/617069/

タイトルとURLをコピーしました