夜景写真家 岩崎 拓哉 ブログ

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書評「山夜景をはじめて楽しむ人のための 関西ナイトハイキング」

書評「山夜景をはじめて楽しむ人のための 関西ナイトハイキング」

10月24日に創元社より「山夜景をはじめて楽しむ人のための 関西ナイトハイキング」が出版されました。

著者はナイトハイクの第一人者として有名な松原 了太さん、写真は「大阪夜景 増補改訂版」の著者で知られる堀 寿伸さんです。お二人は大阪で夜景活動をされており、それぞれの得意分野を活かされて、今回の本を出版されたようです。

さっそく中身を拝見しましたが、当初はスポット紹介に特化した本を想像していましたが、写真集のように写真のクオリティが高いことに驚かされます。私が関西に住んでいた頃は車で手軽に行ける摩耶山や生駒山ばかり巡っていましたが、元関西人の私でも知らない場所がたくさんあり、関西ならではの絶景夜景の魅力に改めて気付かされました。

山から見るパノラマ夜景は一見、写真で見ると単調に見えますが、撮影時間帯や構図を意識することで、様々な表情を見せてくれます。紹介されている写真は真っ暗な時間だけでなく、トワイライトタイムの写真も豊富で、空のグラデーションも綺麗で幻想的です。

見開きで大きな写真が掲載されており、次のページには地図やアクセス方法が詳しく解説されており、この本が一冊あれば、関西の山夜景を極められそうに思います。ナイトハイクは一般の方にはハードルが高いですが、本を読むだけでナイトハイクをした気分になれますし、車でも訪問しやすい夜景スポットが各章末に紹介されているので、登山をしない方にも十分楽しめる内容になっていると思います。

紹介されている夜景スポットは2府4県に限られますが、他のエリアでナイトハイクをする方には巻末の「ナイトハイキングの心得」も参考になります。関西以外の書店でも取扱いがあるようなので、興味のある方は書店でご覧になられてはいかがでしょうか。

私も関西に戻る機会があれば、関西ナイトハイク本を片手に仲間を誘って、安全装備をした上で身近な場所で夜の登山にチャレンジしてみたいと思います。

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