震災から5年・夜景活動再開の希望をくれた釜臥山の灯り

青森県・釜臥山

東日本大震災から5年を迎えました。
5年前の3月11日、私は都内で働いていました。急な揺れに大慌てとなり、ビルから避難すると目の前の高層ビルが大きく揺れ、あまりの揺れの大きさに驚いたことを今でも覚えています。電車も止まり、自宅に帰るのも困難な状況となって、災害の恐ろしさを目の当たりにしました。

震災の後、節電のために街明かりが消え、当時は夜景写真を撮り続けることに後ろめたさもあり、夜景を見に行く機会すら徐々になくなってきました。そして、夜景活動から手を引くことも考えるようになりました。

震災から半年後、まだまだ都心の街明かりも戻らない中、9月に青森県むつ市の釜臥山を初訪問。釜臥山から眺めた街明かりの輝きを見た時、とても勇気付けられ、再び活動を継続しようという気持ちになりました。

震災から時間が経つごとに当時を振り返る機会も少なくなってきましたが、これからも夜景撮影を通じて希望の光を伝えられればと思います。
震災から5年、一日も早い復興を心から願っています。

※4月13日~23日に開催する写真展「夜景旅~10,000kmの道のり」では
2015年10月に訪問した釜臥山や気仙沼など東北地方の夜景写真も
展示させて頂く予定です。
http://www.eizo.co.jp/event/pr/#photo_exhibition160413

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