夜景写真家 岩崎 拓哉 ブログ

夜景写真家・フォトグラファー 岩崎 拓哉のブログ

カメラマンとして生計を立てるには

デジタル一眼レフカメラ

久しぶりにイベント紹介以外の話題を取り上げたいと思います。

一時期、写真家・カメラマンにおけるプロの意味合いについて執筆する機会がありましたが、
偶然良い記事を見つけました。

■カメラマンとして写真撮影で生計を立てるために必要なこと
http://yamasha.net/photo/job_photographer

書かれていることはほとんどが事実だと思われますし、自身も納得させられる部分が非常に多かったです。
私は写真家ではなく”カメラマン”として企業から撮影依頼を受けて納品する経験は少ないのですが、厳しい現状を学ばされました。

まず、「写真撮影の専門性というものが薄れている」というのは間違い無いと思います。プロが不要になったわけではないのですが、プロのカメラマンに依頼をする必要が少なくなり、市場が小さくなっていることを意味します。

中でも「写真を写真として受け入れてくれる市場はごく一部」という言葉にぐっときました。確かに写真に価値を感じて、正当な対価を払ってくれるクライアントはごく一部です。そのごく一部をターゲットにできた写真家・カメラマンが成功するのかもしれません。私自身も写真の提供依頼を受けることが多いですが、問い合わせの多くは無償提供が前提の話になっており、対価を払って頂けるクライアントは限られているように思います。
無償+クレジットで提供すると後から「やっぱり使わなくなった」というケースもあったり、掲載媒体や収録済みの番組DVDを送ってくれないケースもあります。

そして、文中の最後には「正直なところ、このキャリアステップでは東京でWEBデザイナーしている方が安定します。」と書かれていますが、自身もWebエンジニアを並行しているおかげで、写真活動を継続できています。でも実際のところはプログラミングスキルより、デザインができる方が写真にも活かせそうな気もします。

プロカメラマンが撮影する写真のクオリティが100だとしたら、そこそこ写真が撮れるデザイナーやライターでも80のクオリティが出せるとします。もし100と80の写真の価格差が格段に開くのであれば、多くのクライアント・企業は80のクオリティで満足することでしょう。100の写真に価値を見いだしてくれるクライアント・企業はごく一部だということになります。実際、私が会社勤めをしながら趣味で夜景撮影をしていた頃(わずか1~2年の経験)でも有名雑誌やケーブルテレビに写真を使って頂いた経験があったぐらいです。

ちなみに大事なポイントですが、上記のブログ記事はあくまで”カメラマンとして生計を立てること”のコツであり、”写真家”で生計を立てるとは微妙に意味合いが違います。本当の意味での写真家での生計はもっともっとハードルが高いように思います。

Facebookでコメント

Return Top