”ロケーション”を追いかける夜景写真家

都立桜ヶ丘公園・ゆうひの丘

2003年夏に夜景写真家を志し、2004年に初めてデジタル一眼レフを導入して10年が過ぎました。
ちょうど10年前、地元関西のケーブルテレビに夜景写真家として出演させて頂き、それから夜景スポット巡りがどんどん本格化していきました。

10年間、夜景スポットをがむしゃらに撮り続け、撮影した夜景スポットを「夜景INFO(旧・夜景の感動をあなたの元へ)」で写真と共に情報を公開してきました。

今年に入ってから、あることがきっかけで夜景写真家を志した時の原点に気付かさせられる大きな出来事がありました。それは挫折感を感じるほどの辛い出来事でした。

一般的な写真家というのは、作品の元となる”被写体”を追い続け、撮影者が持つ感性や表現力を活かして作品(アート)を撮り続けるものだと思います。ところが私の場合、活動当初から”被写体”を追うのではなく、”場所”を追いかけていました。当然ながら、多くの写真家は前者にあたると思います。

”被写体”を追うということは、写真として撮影した作品をインターネット、出版物、ギャラリーなどで紹介し、作品力を訴えかけることを目的としています。1つの作品を生み出すために、多大な労力を伴います。その結果、作品そのものを通じて、人々を感動させることができます。

逆に私の場合、”場所”を追い続け、撮影した場所の写真を情報と共に公開することで、”夜景スポットの魅力を伝える”ことを目的としてきました。そのため、被写体となる街明かりだけでなく、場所の写真も必ず撮っています。つまり、”何が見えるか”&”どこで見えるか”を意識して撮影しています。その結果、夜景スポットの魅力や情報を伝えることで、夜景スポットに足を運ぶ人が増え、人々の心の癒やしになったり、地域の夜景観光の活性化に繋がればと願って活動しています。

私は今後も”場所(ロケーション)”を追い続ける夜景写真家として、これからも素晴らしい夜景スポットと出会い、夜景を愛する皆様に想いを共有していければと思います。

※私の夜景写真家に対する考えはプロフィールサイトでも詳しく取り上げています。
■はじめての方へ
http://www.yakei-photo.jp/contents/about.html
■夜景写真家について
http://www.yakei-photo.jp/contents/position.html

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